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06年4月からのドラマ(一部06年1月期のドラマあり)&映画のレビュー。
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6/17(水) 最終回「2つの家族・・・それぞれの結末」

☆☆☆☆

うぅ・・・最終回、すごく良かったなーーー。今クール、一番オキニでした、このドラマ。

前回のラストで、キヨタンの墓場でさつきと聖子がとうとう顔を合わせたけど、でもさつきは頭を下げ続けることしか出来ないと思うよ、そりゃ。自分の息子がそれだけのことをしたんだと思うし。

でも、聖子の反応もやはり、さつきを拒むというわけではなくて「頭を上げてください」って言ってた。同じ母親と言う立場もあるんだろうけど、小沢家も秀昭も美帆子もすごい変わってるんだよね、実は。

そして、1年後・・・とうとう、智也もさつきと和彦の元に戻ってきましたか。久しぶりの我が家というか・・・さつきの実家ではあるけど、敏江にとっても、智也が戻ってきてくれてうれしかったと思うんだよ。

智也に笑顔が戻るのかと思ったら・・・そうでもなかった。食事中のときでも暗い顔だったしね。新しい服を買ってもらったときでもあまりうれしくなさそうだったし。

その後、智也は行方不明になって、富田に会いに行ってたみたいだし。「施設に戻りたい」なんてまた何事!? そっか、キヨタンはもう新しい洋服とか買ってもらえないし、お母さん(聖子)の手料理とか食べられないもんね。それで、智也は自分が贅沢してはいけないんだと思ってるらしい。

でも、キヨタンのことを完全に悪かった・・・って感じが出てるので、すごい共感できた。特に自分が過ちを犯して亡くなった子供のことを考えると自分は贅沢してはいけないと思うもんだよ。

でも、自分は生まれて来なきゃ良かった・・・とは思いこみすぎかな。誰だって一度は思ったことはあるとは思うけど、何もそこまでして責めなくてもって思った。

さつきの言うようにこれから、長い人生には智也にもいろんな出来事があると思うし、学ぶべきものも多いと思う。それに、亡くなったキヨタンの分まで頑張って生きていかなくちゃ! 天国にいるキヨタンも悲しむよ。

でも、美帆子が智也を探そうとして、智也の新しい学校に向かったけど、それってまだ智也を認めてないの?って思った。

心配した聖子と秀昭があとを追うが、憎しみをもつ相手はあの中にいない、野口家も苦しんでいると諭すわけね。そう、お互い「苦しんでる」立場と言うのは同じなんだよね、やはり。

でも、小沢家で一番の天敵ぽかった秀昭の変わりようは驚いたなーーー。さつきからの手紙だって二回目の時は破いたのに。

智也もあの例の場所でキヨタンを拝む姿も良かった。でも、例の広告(というかは看板?)が差し替えられていたのは唐突だったけど。

そして、1年後・・・さつきが妊娠して無事子供を出産。今度の子供は智也以上に難なく育てていってほしいと心から願ってます。

でも、さつきが子供を産んだ時点では彩乃も完全帰国してるんじゃ? 2年後には戻ってくると言ってたから。1年後に智也が出られて、さらに1年後、智也が中学生になって、さつきに二人目の子供も生まれたわけなんでしょ?? 彩乃も一緒にさつきの二人目の子どもと一緒にいるシーンが見たかったなー、ちょいと残念。

子供が子供を殺害してしまうという重いテーマだったけど、随所に、それなりに泣ける部分も散りばめれていたので伏線がちゃんと生かされていたこのドラマ、本当に良かった。再放送があれば、保存版にしようと思ってます。
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6/10(水) 第9回「母と母、衝撃の対面」

☆☆☆☆

智也の審判で富田が読んでいた聖子からの手紙、良かったね。。。確かに、聖子の言うように智也が見たキヨタンは全てじゃないと思うんだ。もっと智也が知るべきキヨタンの姿もあったと思うし。

何よりも「愛する人と出会ってほしい」のコメントが良かったと思うなぁ。

智也が聖子からの手紙を聞いての感想は「わかりません」だったけど、智也からにすると現段階では感想を語るのはまだ無理だと思うんだよ。本当は何かを感じてるんじゃないかなぁと思う。

そっか、智也は自立支援施設に送られるのか。。。もう、富田にいろいろ心配されるのも最後なんだね。田中美佐子さんは最初は世間話ばかりでどうなるかと思ったけど3話目くらいからよくなっていって快く智也の話を聞いてるような気がするなぁ。

鑑別所で生活する最後の日、智也の日誌は白紙。それを見た富田はそれが智也の正直な気持ちなんだという。そう、智也も自分が死刑になるんじゃないかと恐れているんだと思うよ。でも智也もいつかもう一度、将来のことなど考えられる日々が来ると思う。前に比べると多少は落ち着いてきてはいるけど、完全にはまだ落ち着いてないし。

さつきは新しい仕事を見つけるが、その勤務先で子供のことを執拗に聞かれて逃げるようにして仕事を終えてしまうし。悪い人がいなさそうだから、分かってくれそうな人ばかりだと思うんだけど。みんな、野口家や森田家にいたずら書きした人タイプではなさそうやのに。

サブタイトルの母と母(さつきと聖子)が対面って言うのは最後にありました。キヨタンのお墓で。2話目では葬儀でさつきが聖子をチラっと見かけたくらいだし、とうとう、この二人が顔を合わせるのね。。。

もう次は最終回だし、いよいよ決着か!と思ってしまうな。
6/3(水) 第8回「審判の日、すべての真相」

☆☆☆

とうとう、審判の日が・・・。「スマイル」「魔女裁判」では裁判員制度が取り上げられているものの、このドラマではどうなの?

秀昭はさつきからの手紙を破いて捨ててしまった。1度目の手紙のときでも破いて捨てるんじゃないかなぁって思ってたから、2度目の手紙でそう来たか。

美帆子も実際に読んで、変化が現れた様子だけど、小沢家3人の思いがそれぞれ交錯しちゃってるんだよね。

そして、智也の審判。ここで、最後の部分が明らかになってきた。

あのトイレを貸して、一緒にキャッチボールをした日、キヨタンが「帰る」と言ったあと、智也は「母親なんか待っていない」と発言。でも、キヨタンは智也に「自分の母親と僕の母親を一緒にしないで」と言って大嫌いと言い放ってしまった。

智也は自分の母親・さつきのことを悪く言われたからかキヨタンが気に入らなくなったみたいなんだよね。「うちの母親を悪く言うな!」ってそれは元々は智也が先にキヨタンの母親・聖子のことを悪く言ったんじゃない。「母親なんか待ってない」ってのが正にそうだよ。

これを知ったさつきが自分のために智也がキヨタンを殺害したわけだけど、最初に智也が聖子のことを悪く言い出したわけだから、何か妙に引っかかるんだよね。もし、俺が小沢家の立場だったら絶対に納得できないと思う。だったら自分はどうなんだ?って感じになるし。

でも智也もキヨタンも自分の母親が好きっていうのは一緒なんだろうね。そこは良いと思うけど、何か後ろめたさを感じるのは気のせいかな。

でも敏江の「親はいつまで経っても親」というのには共感。藤田弓子さんって肝っ玉母さんのイメージがあるけど、このドラマではどっちかっていうといいお母さんだな。そういや、昔「聖者の行進」で壱成くんのお母さん役やってたっけね。このときとイメージが似ていて、重いテーマを扱う作品になると良いお母さん役になるのかな。

そっか、彩乃は2年はアフリカで、しばらくは帰らないのか。だとすれば、さつきが智也をしっかり支えてあげなきゃね。「逃げたら飛んで帰ってきてぶっ飛ばす」だなんてちょいと怖いよ、アンタ。

黒田勇樹似のはるかちゃんは智也のためにノートをとっといてあげた。彼女も幼馴染としていい雰囲気。普通なら、殺害を犯した同級生にノートをとってあげたりすることってないと思うしね。あのおばあさんのことで、パニクって噴水の中に入った智也を心配したりとか、彼女も十分、智也の心の支えになってると思う。海ちゃん(海荷ちゃん)と違ってあまりよく知らない子役だけど、彼女も端役として成長するんじゃないかな。

聖子は智也の面会に行きたいって言うけど、やめたほうがいいって。一度、アンタの悪口(陰口?)を言われてるのよ。

2回目の審判では、富田が聖子から智也への手紙を読むことに・・・。

今、裁判員制度が話題だからか今期は裁判もよく登場するよね、ドラマに。
5/27(水) 第7回

☆☆☆

今回、サブタイトルを書いてないのは個人的にココに書くのはどうかなと思って避けました。

さつきは、改めて小沢家に向けて手紙を書くため便せんとペンを手にした。今度はさつきが直接投函するのではなく富田を通じて小沢家に届けられた。

聖子に変化が見られるが、手紙はこれで最後にしてほしいという。でも、さつきの手紙を見て泣いていたよ。そりゃ、同じ母親の立場ってこともあると思う。自分とさつきの立場が逆ってことも考えられなくもないし。

キヨタンってマスコット的存在で可愛いと思っていたら、担任の話を聞いて驚いたよ。へぇー、あれでも案外たくましいところもあったとはぁ。

でもキヨタンの発言が引き金になったっぽい??

今回は智也がかなり苦しそうだったんじゃないかな。窮地に追い込まれていたんじゃないかな。夜中に唸り声は発するし、最後の扉も開けられないんだもの。でも残り三回くらいなので、最後の扉を開ける時も間近だよね。

一方で、彩乃は実家を出て海外へボランティアに行くらしい。彩乃って強いよ、もう婚約解消されたことはケロっと忘れてる?って感じだったし、さつきに母親(敏江)一人になるから、一緒に暮らしてあげてと言うのも、共感できる。敏江にとって智也は孫だから敏江も智也のことで色々悩んでると思うし、実家に戻った方が良いかも。



5/20(水) 第6回「生きてこその償い」

☆☆☆☆

美帆子がやっぱりリアル。堂々としたもんだね、本当に。さつきに向って平気で暴言吐いてるし。

彩乃の結婚が破談になってしまった。最初は、婚約者も智也のことにあまり気にかけてなかったみたいだけど、最終的にはこういう結果になってしまった。この婚約者、さては今まで無理してた?という感じなんだけど。

でも、彩乃がさつきに言った言葉、ちょっと理解できた。子供のころから何かと比べられて優等生だったさつきが自分の気持ちを知ろうと知らないからうんざりしてるみたいで。今回は田畑ちゃんも、いつも以上に出番も多かったのでいい演技をしてました。

そんなさつきは、栄養失調で倒れて入院。そんな分、和彦も智也のところへ代理で面会に向かうなど、少し協力的になって、変化も現れたね。ま、バーで履歴書に火を付けて騒ぎを起こしたのは問題かと思うけど。

初回で、やってたあの智也と和彦のキャッチボール。智也は本当は楽しかったってことも分かったし。

最初は最低、最悪なオヤジだなーーーって思ってたのが、徐々に協力になってきてるのが今回は良かったかも。妻が倒れた分、夫も協力的にならなアカンやろし。後半は和彦も、さつきが退院した後でも智也の面会に向かう機会も増えそう。

美帆子に言われた言葉で自殺未遂を考えたさつきは病室で敏江に励まされる。「智也と一緒に今後も生きていかなくてはならない。」それがおそらく、サブタイトルの意味なんだろうね。周りの目が怖いとは思うけど、逆境に負けずにこれからの人生も智也と一緒に生き抜いてほしい。

またもや、さつきは改めて小沢家に向けて手紙を書こうと。でも、聖子が実際にこれを読んで泣くらしいよ。


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